こんばんは、木村久美です。お金を増やそうと思ったら、外貨が、キーになります。
円の金利は、ものすごく低いです。それにくらべ、外貨の金利は、高い傾向にあるためです。
そこで、米ドルなどの、外貨建て保険が、注目されています。
退職金などのまとまったお金で、契約されるケースもあるようです。
為替が円安になるタイミングで解約すれば、収益が期待できます。
一方、外貨建て保険は、見落としがちなリスクというものが、2つあります。
ひとつめは、コストです。
商品によっては、初期費用がかかるものがあります。
たとえば、明治安田生命保険「エブリバディプラス」は、3.8%かかります。
1000万円で契約すると、いきなり、38万円もの手数料が引かれるわけです。
はじめは、このコストが高いのか低いのか、分からないかもしれません。
しかし、効率良く貯める方法がわかってくると、このコストが、非常に高いことに、気づくと思います。
ふたつめは、金利の影響です。
中途解約したときに、その時々の、金利の影響を受ける場合があります。
たとえば、契約したときよりも金利が下がっていると、受取れるお金は増えます。
逆に、金利が上がっていると、受取れるお金が減るということです。
将来の金利がどう動くかは、誰にも予測することができません。
どうなるか分からない、しかも、1つの通貨だけに、集中投資していることになるのです。
つまり、外貨建て保険は、ハイリスクな部類に、はいります。
もちろん、お金を増やすために、リスクは、必ずともないます。
ですが、ご自身で、リスクをコントロールできる運用法も、ちゃんとあります。